2019/08/01

省エネ走行

「自転車のローテーションにおける省エネ走行って?」と・・尋ねられて、
あまり考えたことなかったので、とっさに返答したら。

「ローテーションを回してると、ある一定のタイミングで自然と足が回るようになる」

と・・・自分の感覚で返答してしまった今日この頃。

私の場合、ある条件下でローテーションを回すと、
心肺がフル回転しながら、足がガンガン回る時があるんですよね。
しかも、全然苦しくない。さらに、同時に足も回復する(乳酸がはける)

その時に、足に”貯め”みたいなのができて、後々、スプリントとかに使えたりするんですよね。 
だから、ローテーションの練習を小まめに実施して、この感覚を忘れないようにしてたりします。


あと、知ってる内容かもしれませんが、念のためローテーションの練習が有効であるという理由を少し書いておきます。

パワーの源である、大腿四頭筋(速筋)を使うと、乳酸が出ます。
その乳酸をエネルギーの源としてるのが、持久系であるハムストリングス(遅筋)です。

よって、速筋と遅筋は、主従関係にあります。

速筋の働きだけで、勝てるような、短距離のレースは自転車ではないと思います。
特に、ヒルクライムとかエンデューロなどの場合は、速筋だけでなく、持久系である遅筋繊維の代謝能力の向上が不可欠です。

その代謝能力を高めるトレーニングが、出力を上げ下げするインターバルトレーニングになります。
インターバルトレーニングで、限界出力の”7割~8割”と”4割~5割”の力を反復させる事で、速筋から出た乳酸を遅筋で燃焼させる事を体に教え込ませる感じです。

この限界出力の7割~8割(テンポぐらい)と4割~5割(LSDぐらい)の反復させる練習が、ローテーションの練習に当たります。

これをベース練習と歌って3時間とかやるわけです。

高強度ではないのですが、実はすごい効果だったりします


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