一般的に登坂は「勾配部分は8割で登り、平坦部分や下りの部分で一時的に10割」で走るほうが速いといわれています
平坦や下りが”一時的に”10割というのは、慣性力を生かす走り方をしたいという意味です。一時的であって、連続ではありません。
それなりに慣性が乗ったら、ローテを回して強度を分散させたいです。
慣性という考え方では、平坦や下りは集団を作る方がより効率的です。この場合、ローテーションを細かく回すイメージが良いと思います。先頭集団から離されたからと言って、焦って長引きしないほうが良いですね。お互いの力を利用するイメージ。ローテという連携に巻き込むイメージが大切かと思ったりもします。
イメージを知っていれば、レース中、初見同士でも、連携できる人はなんとなく分かってくると思います。
こと、練習においては、集団を活かす走りを練習するほうが大切だと思っています。
活かす方法を知ってれば、殺す方法も必然的にわかるかな?みたいなイメージです。
また、上半身の使い方も含まれますが、ケイデンスやギア比は、慣性が活かせるものを選択したいです。
ケイデンスやトルクは偏って調整すると、無酸素域へ入ってしまい、一気にタレる傾向があります。よって、臨機応変に調整するほうが良いのかなと思います。ケイデンス重視、トルク重視と走り方が偏らない方が良いとは思いますし、体全体の筋肉を使って走りたいです。
向かい風も、登りと同様に慣性を活かしにくいです。
只、ローテを回せば、風を緩和できるので、一気に慣性を得られます。
向かい風の場合、ローテは細かく回す方がよいと思います。風向が変化すると、一気に全体の強度が上がるので、無理に頑張ってるとインターバルが掛かりすぎて、その人だけ辛い目にあったりします。
ま~でも、風向は自然相手で読みにくく、やらかしてしまう場合も多々あります。
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